リンパスクール ドリームヒント
校長加藤琉魅子です。
前回のコラムでは
私自身が膝痛を発症するまでの
幾つかの原因と
近所の整形外科での
レントゲン写真による初診についてお話しました。
今回は引き続き
自力で膝痛と戦う様子
をお話をさせていただきます。
インターネットでのリサーチ
こうなったら、O脚を改善するために
今度こそ一から生活を見直し
「めったなことでは治らない」
と医師から言われた膝を治して見せよう
と密かに闘志を燃やした私は
まずはインターネットで
『変形性膝関節症』を調べてみました。
するとあるページで
「膝の痛みは、膝を触っても治せない」
という記事を見つけました。
京都で治療院を開いている
理学療法士 藤井翔悟氏の記事でした。
腰痛や膝の痛み、肩の痛みに対して
患部の周りを温めたりほぐしたりする従来の手法では
絶対に痛みを取り去ることはできない。
と、自身の治療院で多くの患者さんの
疼痛治療を行ってきた実践から得た
アプローチのヒントが書かれていました。
私のリンパスクールでも学べる
「筋膜リリース」や「筋膜ストレッチ」などを使って
筋膜を緩めることが疼痛治療の原則だと書かれています。
また、痛む患部よりも
患部につながる筋膜や筋肉を緩める方が
痛みを取るには有効だと
解剖生理学上からも納得できるものでした。
日本疼痛リハビリテーション協会
『変形性膝関節症』についても
O脚からくる膝の痛みを誘発するのは
ラテラルラインという膝につながる
脚の外側のの筋肉の問題であり
膝に関連する筋肉
大臀筋や腸脛靭帯
大腰筋や僧帽筋や頸部まで
関連するというのです。
ただ症状やそれに対するアプローチの考え方については
詳しく説明されていますが
その技術を身につけるには
その講座を受講しなくてはなりませんでした。
リメディアルを試してみる
ここまで調べて
リメディアルでいいじゃん!
そう思いました。
リメディアルは
「筋膜リリース」や「筋膜ストレッチ」を始め
筋肉を緩めてほぐす技術は得意分野です。
早速、リメディアルの師である
オーストラリア在住の小林千栄先生に
連絡をとりました。
私の状態をお伝えして
リメディアルでの対応について質問すると
すぐに膝に関わる筋肉についての
アドバイスをいただきました。
小林千栄先生のアドバイス
- 痛みがあるのは筋肉の炎症なので、熱を持っているようならアイスで20分冷やして、休んでを繰り返す。
- ハムストリングス、膝周りの大腿四頭筋あたりで、トリガーを探す。
- 膝の筋膜の強張りを、外側から内側に向けてスキンローリングで筋膜を緩める。
- ストレッチは無理をしないように、筋肉をほぐしながら徐々に伸ばす。
- 大臀筋や梨状筋もほぐすと良い。
- 膝窩筋、前脛骨筋にもアプローチ。
- 痛いからと言って動かさないと固まってしまうので、負担をかけないように動かす。
千栄先生のメッセージから抜粋
と具体的かつ丁寧な
アドバイスをいただきました。
これはやはりリメディアルを
きっちり受けて検証したい!
そう考え、リンパスクールの劉先生にお願いして
下半身のリメディアルを受けました。
実際に身体中を触れてもらうと
痛めている左側の脚やお尻の筋肉は
全体に固くなっていました。
左側の筋肉が働きが悪くなるために
右側にも力が入り、背中も全体に張って
バランスの崩れも起こっています。
まずは背中も「筋膜リリース」や「筋膜ストレッチ」を使って
筋膜と筋肉の張りを緩めてもらいました。
その後、丹念に脚の背面の筋肉を
流してほぐしていきながら
トリガーポイントを見つけて
時間をかけてじっくりアプローチしていきます。
腓腹筋やハムストリングスには
随所にトリガーポイントがありました。
特にお尻の筋肉は
大きく盛り上がりカチコチで
トリガーポイントまで到達することさえ
難しいほどでした。
そんな臀部もじっくりと緩めるて
ようやくトリガーに触れられるようになりました。
脚の前面でトリガーポイントが
たくさんあったのは大腿四頭筋でした。
特に大腿直筋の外則に群生していました。
背中の「筋膜リリース」や「筋膜ストレッチ」を含め
ヒップと脚を丁寧に、約90分
痛キモの至福の時でした。
まとめ
発症から一週間。
リメディアルを受けて
膝がよく曲げられて
脚が上がるようになりました。
膝の痛みも和らぎ
ずいぶん楽に歩けるようになりました。
さすがにリメディアルの筋肉への効果は絶大です。
痛みは体験しましたが
自分の身体でリメディアルの効果を体感できて
ますますリメディアルに自信を深めました。
このままどんどん回復する!
と希望が持てました。
【連載:校長、膝の痛みと闘う!】
- 膝痛発症までの経緯と初診
- リメディアルで解決するのか?
- 突然の悪化とセカンドオピニオン