本当ですか?!
ドリームヒント校長 加藤るみ子です。
これは、普段から
生徒さんやお客様から
本当によく聞かれます。
先日も「リンパを流すと
血圧が安定するってほんと?」
と題して、リンパと血圧について
お伝えしてきました。
今回は第2弾として
『リンパと血糖値の関係』
について
お伝えします。
リンパトリートメントの期待効果
前回【リンパトリートメントの期待効果】は
- 組織中に滞留している毒素の排泄・水分滞留の改善
- 血液・リンパの流れを良くし、循環機能の改善
- 偏ったホルモンバランスを改善
- 心身ともにリラクゼーションをもたらし、ストレスを和らげる
の4つあると書きましたが、今回の『血糖値』の問題は「血液・リンパの流れを良くし、循環機能の改善」と関係しています。
血糖値が高い状態が続くことを糖尿病と言いますが、血糖値が上がるというのは、摂取した糖分を身体の中でエネルギーとして使うことができずに血液や尿の中に染み出してしまうことです。
リンパを流すと血液やリンパの流れを良くし循環機能を改善できるので、血糖値が下がると考えられます。それを裏付ける科学的根拠が手に入っていないのですが、長年続けていると、スクール生やお客様の中からそれを立証するデータがけっこう集まって来ます。その中から、いくつかの症例をご紹介しましょう。
【データ1】53歳女性・リンパスクール受講生
これは8年前に私と同期でリンパを勉強し始めた生徒さんのデータです。
リンパスクールを受講する前の2005年とリンパを始めて1年後 2006年の
健康診断の結果です。
彼女はショッピングモールに勤務していて、規則正しい生活です。リンパを始めてからは最低週に1回は勤務の帰りに私の家に寄り、リンパの練習を1年間コツコツ続けた以外生活パターンは変わっていませんが、結果は中性脂肪が劇的に下がりました。
高脂血症で治療が必要と診断されていましたが、基準値の149を下回り、γGTPの数値もかなり落ちました。
γGTPは肝臓障害の指標となる数値で、成人女性の正常値は30以下ですので、正常に戻ったということです。そして、看護師をしている私の知人が最も驚いたのは彼女の体重が40kg台だということです。
彼女は「薬で太っている人が痩せて中性脂肪が落ちることはあるけれど、こんなに痩せている人の中性脂肪が落ちたのは見た事がないわ!」と驚きの声を上げました。
【データ2】58歳女性・リンパトリートメントを受けたお客様
ドリームヒントの体験サロンのお客様のデータです。
たまたま肩こりと腰痛を訴えられてリンパを受けられました。デコルテと背中のトリートメントを週に一度、3回受けた後、痩身コースを週に一度のペースで4回受けたところで血液検査がありました。
この方は糖尿病で2ヶ月に一度血液検査を受けてみえ、その間にリンパを毎週受けられたので、これだけ短期のデータが取れました。
まず、全体の数値の変化を見てみましょう。
中性脂肪と空腹時の血糖値を見て下さい。
中性脂肪 496 が 180 に、空腹時血糖は 289 が 148 まで下がっています。また、糖尿病と関連の深いヘモグロビンA1cの数値を見てください。
ヘモグロビンA1cは正常値が5.8%ですが、8%を超えると合併症を引き起こす恐れがあります。それが、リンパで0.5%落ちたのです。これまで10年近く、薬を処方されてきて全く改善しなかったものが、2ヶ月足らずで突然変化したことで、担当の医師は驚きを隠さなかったそうです。
リンパトリートメントの可能性
国家資格ではないがために「たかがリラクゼーション」と整体師や針灸師からはまだまだ一段低く見られてきたリンパトリートメントですが、こういうデータの積み重ねをきちんと継続すれば、リンパが体質改善や症状の緩和につながるということを科学的・医学的に立証できる日がいつか来るのではないかと期待しています。
リンパに関る仕事に就きたいと考えている生徒の皆さんも、すでにサロンで仕事を始めている方も、それぞれの場で実証データを集めていかれることをお勧めします。
リンパが何処で何をしているのか学びませんか?
ここまで、リンパと血糖値の関係について
実際のお客様の例を交えながら
お伝えしてきました。
ドリームヒントには、現役セラピストさんはもちろん
未経験からセラピストを目指す方にもオススメの
リンパに関する基本を学ぶセミナーがあります。
リンパスクール講師として
校長が長年つちかってきたリンパの基礎理論に
医学的な理論をプラスしたセミナーです。
リンパについてより深く知ることで
免疫力のすごさと人体の神秘を学び
それを伝えていける知識を身につけます。